17/2/24

春コミ吾が手の新刊サンプルあげました。Pixivこっち。 遊真の話です、いつものかんじ。空閑遊真は与えられたものを消化してしまえるしさらにそれを他者に与えることができるのがすごいっていう本です。生きる場所を学び多種多様の生き方から自分を選択するけれど終わりがあることを理解している……それでも生きていくし、学んで、変わって、自分にしていくっていう行程が美しいです。現在の血肉すら他人のものな空閑遊真は美しい。 砦の中に隠れていること・生かされることから逃げたので死にかけた過去があって、有吾の命の上に成り立ち生かされている自分から逃げるように「有吾を生き返らせること」を目的にこっちの世界に来て、修と出会うことで「空閑遊真として生きること」を明確に選択していく過程、まさに存在の肯定だよ~ッ 死にかけの肉体を内包したまま遊真として生きていることは有吾の命を使い切った上に成り立つことを理解しながら、自分の終わりを理解しながら誰かに与えられた目的を自分のものとして消化してしまえる生き方ができる……その結晶である自分に確実な死が訪れることをわかっていて……それでも逃げない……遊真が逃げない選択をするの、本当につよい。 そういう本です。スペースも出ました!西4ホール【M41b】です!どうぞよろしくお願いします~また近くなったらいろいろします。