17/3/10

葉華無配描き終わりました~!やった~ずっと描きたかったので幸せです!当日ポンと置いておくと思うのでぜひもらってやってください~
二人の関係が大好きなのですが、原作読み返すたびに丁寧に描かれてるな~って思って、何度も味わえて幸せです。葉子ちゃんがコロコロやること変えていたのって「自分のやり方を変えたい」という気持ちの表れなんだろうな、というのがあって、華さんがかつて語っていた「自分が通用しなくなった時」に「それまで勉強しなかった自分」に責任を取り切れないからなんだろうな……ってなります。変わりたいんだけど真正面から「やるべきことをできない自分」に向き合えない彼女の、それでも華さんと一緒に勝ちたい気持ちの強さが好きです。

華さんの無口なところも、変化を望んでいない葉子ちゃんに対して自分の価値観を押し付けることを良しとしない考え・お父さんの考えとの違いがあって、でもだからこそ華さん自身も変化できない・停滞しているっていうのがとっても切なくて……華さんは自分から相手を変えようとはしない……
1番を目指す華さんと一緒に勝ちたいからこそ1番になれない葉子ちゃんが「華の都合なんか関係ない」と強引に切り開ける道が上級者にはなくて、「悔しいって思えるならまだ強くなれるはずだから」っていう華さん的にはボーダー入隊・近界民への気持ちなんかもこの感情を起点にしているのかな、と思わせるし、今後変化していくけれど起点の感情は同じっていうのがとても地獄だな……という気持ちになりますね。

でもあの出水不公平に才覚のある人って思わせるセンスを持っている葉子ちゃんはすごいし、ゆうたくんとろくろうと一緒にチームで頑張ってほしいな……って思わせられるし、やるべきことをするだけという理由で突き進んでいる修の隣に変化しまくりの遊真がいるんだからイライラしちゃうよな……ってちょっとかわいそうになるし……こういうバランスの取り方がすごく優しくて、読んでいて安心できるのがいいな~って改めて思いました。あとやっぱり玉狛第二vs香取隊vs柿崎隊でボーダーの過去がポツポツ出るの、とても味わい深くていいなって思いますね。柿崎隊もいつかなんか描けたらいいな~